年の瀬

年の瀬。

東京オリンピックとか本当にもう嫌だ。準備の段階から膨大な金をつぎこんだ大騒ぎ。貧乏人から税金を搾り取る一方で、国家規模のプロジェクトだから膨大な予算を食いつぶして儲けるやつらがいる。なにがあろうとオリンピックだから、中止という手はない。せっかくだからの理屈で、金は注ぎ込まれ、都市は再開発され、路上生活者は排除される。

一つは、その昨今いろんな国際的な、そして国内の準備もしくはその選手でも、スポーツ、オリンピックめぐる不祥事が多々ございます。こういった不祥事がありまして、これが逆風になってアクションが盛り下がるというようでは本当に非常にもったいない話になります。例えば、私どもは音楽というものを聞きますけれども、その作曲家とかが不祥事を起こしても音楽そのものを聞かなくなるということはありません。スポーツというものについても、スポーツをすることによってもたらされ得る価値というものはスポーツ界、オリンピックの不祥事が起きても変わらないのだと。オリンピックそのものにしても理念として目指す方向性というのはその良さ、価値というものはどんなに不祥事が起きても変わらないのだと、それを踏まえて伝えていくことが大事なのではと感じています。

東京オリンピックパラリンピック競技大会組織委員会 第5回メディア委員会議事録)

 

あんた誰だよ。なにを馬鹿なことを言っているのか。これはもう不祥事なんか気にしない、という宣言だ。不祥事があろうとなんであろうと、進めていくしかない、というこの空気感。じつに美しい国すぎる。ああ嫌だ嫌だ。それでも田舎にかえったときに実家の大きなテレビで放映されていたらつい見てしまうオリンピック。ああ嫌だ嫌だ。オオサカ・シティは便乗して、万博再び、とか言い出すし、もうダメだ。舞洲とかリワイルディング(再野生化)したらいいじゃないか。