読書

学生に賃金を

栗原康『学生に賃金を』新評論、2015年。 『大杉栄伝 永遠のアナキズム』(夜光社)で大杉栄を現代に甦らせた、というか、大杉栄が憑依して現代を生きたかのような魅惑的で危険な本を書いた栗原さんのあたらしい本(とはいえ書き始めたのは2009年からだそう…

伝統

普通伝統と申しますと、古いことになじんで、そうして古いことを大事にしていくのが伝統だとお考えになっておられる方が多いのではないかと思いますが、伝統というのはそういうものではなくて、自分の生活をどのように守り、それを発展させていくか、いった…